ServiceNow-Tokyoリリースの機能アップデート17選
概要
ServiceNowについてYoutube発信されているLearn Grow Together With Atul G
によるTokyoのUpdate情報について、日本語でのまとめと個人インスタンスにて確認を行い、それを文字起こし・翻訳・再構成したものです。
こちら概要になるので、詳細は以下リリースノートにてご確認ください。
17 New Features(Qiita記載は9まで)
- 管理センター
- 数式ビルダー
- 条件ビルダー
- ユーザー存在通知
- 動的通知翻訳
- インバウンドメールのS/MIMEサポート
- ガイド付きセットアップ
- FlowDesignerのダイアグラムビュー
- Logプロテクション
- Upgrade計画
- ECMAScript2021対応
- デバッグダッシュボード
- ドキュメントインテリジェンス
- 自動化センター
- AppEngine管理センター
- Emailオーサリング
- テンプレート共有
以下、概観になります。
管理センター
HomeのタブにAdminが追加され、
管理者画面が専用で用意されました。
管理者画面では
- インスタンスの更新・インストール情報
- タスクやアサイン情報
などを一元管理できます。
数式ビルダー
■可能な数式の例
CONCATENATE(first_name , ".", last_name , "@", org.name , ".com")
LOWERCASE(CONCATENATE(file_prefix, NOW(), ".tmp"))
AVERAGE(SUM(price_1, fuel_1), SUM(price_2, fuel_2))
SUM(MULTIPLY(celcius_temp, 1.8), 32)
TIMEDIFF(user.dob, NOW())
条件ビルダー
UI Builderの新機能追加
UI Builder内のコンポーネント追加の一つ
ユーザー存在通知
Agent Workspaceにおいて、アクティブユーザーの存在を知らせるアイコンが追加された。
動的な言語翻訳機能
Tokyoリリースより、自動的な通知情報の翻訳がサポートされます。
アクティブ化手順としては、
- インストールプラグイン "グライド通知翻訳[com.glide.notification.translation]
- システムプロパティ "glide.email.outbound.static_translation。有効」と入力し、値 "true" を指定
これで通知レコードにチェックボックスが追加され、Onとすることで通知が自動翻訳されます。
インバウンドメールのS/MIMEサポート
Pluginをインストールすることで、
ガイド付きセットアップ(UI更新)
これまでもGuided Set Upのアプリケーションメニューは存在したが、Next Experienceでは統合された新UIでのセットアップが可能となりました。
(↓以下はConvertation機能のセットアップ)
FlowDesignerの詳細アップデート
Flow LogicのDiagramViewが追加されて一覧性が向上した。
Logプロテクション
PluginをインストールするとLogProtection機能が活用可能になります。
システム・ログ・テーブル保護ルールを構成して、アプリケーション・ログ・レコードの変更および削除の範囲を制限します。ルールを使用すると、これらのテーブルの変更または変更の試行のログ記録を決定できます。
管理者の場合は、保護テーブルプラグイン (com.glide.protected_tables) を有効にして、プラットフォームが次のシステムログテーブルの更新と削除の操作を制限できるようにします。ログ情報の改ざんを避けることができます。
ECMAScript2021対応
デバッグダッシュボード
ドキュメントインテリジェンス
自動化センター
AppEngine管理センター
Emailオーサリング
テンプレート共有