ServiceNow-モバイル承認アプリ-Overview

ServiceNowとは

ITIL(ITサービスマネジメント公準)準拠アプリ作成のPaaSソフトウェアです。
企業向けのプラットフォーム一元化の先駆者としてアメリカでシェアを伸ばしています。
昨年2018年においては「世界で最も革新的な企業」に採択されており、
国内での導入案件などが堅調に推移している伸び盛りの製品です。
1. サービスナウ(米国)
2. ワークデイ(米国)
3. セールスフォース・ドットコム(米国)
4. テスラ(米国)
5. アマゾン(米国)
6. ネットフリックス(米国)
7. Incyte(米国)
8. ヒンドゥスタン・ユニリーバ(インド)
9. ネイバー(韓国)
10. フェイスブック(米国)

今回は

ServiceNowのモバイルアプリを作成していきます。
これまでのServiceNowでは、操作はWebブラウザ上で行い、
mobileにおいての作業は限定的な機能のみ提供されていましたが、
2019年のServiceNowDevSummitにおいて、mobile拡張が正式に発表されました。
それに伴い、mobile開発の基本的な勘所をさらってみよう、という試みです。
まずはログインと動作確認までをさらっと見てみましょう。

動作環境

Web

version:Madrid(2019.3月version)
plugin:ITSM Mobile(モバイル用拡張機能)

mobile

アプリ名:ServiceNow Agent
App Store,Google Playともに存在しています。

上記がインストールされていない場合は、適宜インストールをお願い致します。

インストールすると、

ログイン操作(mobile アプリ側)

下記画面に遷移する。
ここでインスタンスURL(https://dev-xxxxx.servicenow.com/)を入力するか、
もしくはQRcodeを読み取る。
ニックネームはオプショナル項目なので埋めないでもOK。

ログインQRcode生成について

①URLから直にエンコードする方法(簡易的方法)
下記URLにアクセスして、フォームにインスタンスURL(https://dev-xxxxx.service-now.com/)を入力すると、QRcodeが生成される。それをアプリで読み取るとOK。

②JSON形式テキスト→QRにエンコードする方法(システム設計)
JSONでパラメータを各種設定して、それをQRにエンコードしてから読み取る。
こっちの場合は、あらかじめQRコードに設定値が組み込まれているので、
読み取り後の設定が不要。実装向き。
JSON形式
{
"AuthenticationUrl":"https://devxxxx.service-now.com/",
"ClientId":"xxxx",
"ClientSecret":"xxxxx",
"Name":"xxxxx",
}
四つの設定項目を設定して、下記URLでQRにエンコードする。


JSONを入力する際は、改行コードは消しておくこと。
(上記例は見やすいように、改行を入れているだけ)
参考サイト:

URLを入力すると、
下記インスタンスのログイン画面に遷移するので、
admin,passwordなどを入力してログインすること。
無事にログインできました!

上記モバイルアプリでできること。
問い合わせのワークフローを取り持つことができます。
今度はこのアプリケーションを改造していきます。
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