HAM(Hardware Asset Management)の概要 - 合格記念

HAMの概要

Hardware Asset Management…つまりハードウェア資産をServiceNowで理想的に管理することを目的として、その「理想的な管理」というものをServiceNowはどのようにとらえ、どのように実現するかを体系だったベストプラクティスとして提供しているもの。

■用語(ざっくり定義)

ハードウェア:PC、サーバなど会社が事業に供するための具体的な設備

ソフトウェア:PC、サーバ上で動くOSやアプリケーションなど仮想的なもの

IT資産:PC、サーバ、ソフトウェア権利など企業活動に必要な資産。ハードウェア・ソフトウェアを企業活動における財務的な価値を計測するために構成する。資産税やソフトウェア契約や調達費など、ライフサイクル全体での金額面が主な管理項目である。

構成アイテム(CI):ハードウェア・ソフトウェアを企業活動における運用的な側面を計上するために構成する。DBやSQLサーバー、スイッチ、ルーターなど。お金として計算する価値が高いものは資産、そうでないものは構成アイテムというざっくり区分。

構成管理データベース(CMDB):CIを集積してデータベース化したもの。企業が保有する資産・設備を含めてすべてモレなく一元管理したい、みたいなニーズは高い。

ライフサイクル:以下のプロセス(①要求-⑥廃棄まで)を資産のライフサイクルと定義


■HAMの目的とメリット

HAM導入の目的: 企業の活動における設備を一元管理するデータベースを作成するとともに、それらの調達から利用、廃棄まで含めたライフサイクルに着目して、財務的にサポートして、効率的な管理体制を実現していくこと。データベースを作成するだけでなくて、金額面での最適や自動化まで含めたベスプラですよ、みたいなところがウリ(なのだろうと思いました…)

HAM導入のメリット:

①単一データベースによって情報がどこにあるか迷わない

②自動化された登録・更新・削除プロセスによる工数削減した管理

⇒資産を可視化することによって不要なものを削除して無駄のない管理を実現

⇒ServiceNowによるベストプラクティス的な構成による最適の実現


これを書く理由↓合格記念!

記憶がフレッシュなうちにHAMとは何かについて概論をまとめることに意義はあるかと思い、サクッと書いてみる。到達度はCIS合格を10とすれば3くらいだけど、アウトライン・全体像をすぐに理解できるとうれしいよねぐらい。

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