Rails初学者の学習ガイドライン
■概要
Railsの案件のために学習、「Rails 学習法」などでググったら様々情報が出てきたので、
そのなかで良さそうな情報源をまとめてみた。
■チェックポイント☑
- Rubyの基本文法を知っていますか?
- Railsアプリを一人で作ったことありますか?
- 仕事で使っているgemのReadMeを全部読んでいますか?
- 仕事で使っているgemのコードを読んでいますか?
- gemにコントリビュートしたことありますか?
- 最新のRuby/Railsの情報を追っていますか?
①Rubyの基本文法
いいえ、ならば公式マニュアルを読むか、書籍を購入するかしましょう。おススメは「たのしいRuby」です。
監修がYukihiro Matsumoto氏です。
書籍・公式で学ぶ意義は2つです。
- 体系立てたRubyの理解ができる
- ググりにくい内容を知れる(
<=>
や%w(a b c)
などの記法)
②Railsアプリを一人で作ったことありますか?
「いいえ」という方は自分でrails new
を実行し、何かアプリを作ってみましょう。自分は、下記の書籍の内容を写経して、アプリを二つ作成しました。
これだと、MVC/Scaffolding/Validate/CRUDをおさえていますが、
実務的な観点では足りないので、
railsチュートリアルを行いましょう。
ネット上で評判が高いです。
③仕事で使っているgemのReadMeを全部読んでいますか?
「いいえ」という方、まず自分が仕事で使っている gem の README を 全て読むところ から始めましょう。本件でいえば、
- 何をするための gem なのか?
- 概要は知っておいた方が良い
- 英語の README を日常的に読む癖をつける
- 日本語のブログを見ないで、公式の英語ドキュメントを最初に読むのが良い
余裕があれば、同種の gem の README を比較して読むと面白いです。ファイルアップロードで carrierwave と shrine の gem があるけど、何が違うの?みたいな感じ。
- インストール方法、初期設定、オプションなどは一度目を通すと理解が早い
- config
- rest-client
- sequenced
- kaminari
- seed-fu
- pundit
- paranoia
- byebug
- factory_bot_rails
- rspec_rails
- simplecov
- webmock
- addressable
- listen
- spring
- rubocop
- annotate
- knock
などでしょうか。
④仕事で使っているgemのコードを読んでいますか?
「いいえ」という方は仕事で使っている gem のソースコードから読んでみましょう。最初はなかなか読み進められないと思いますが、だんだんと読めるようになりますし、かなり勉強になります。
- 汎用的な設計になっていることが多い
コードを読むようになると「機能は少ないけど、コードがシンプル」「多機能でコードも複雑」「メタプロが多くて、読めない」みたいな違いが分かるようになってきます。 devise や rails_admin のコードを読むと、便利さとメタプロの辛さを同時に勉強できてオススメです。
- メタプロを実践的に使っているケースが多い
以下略です。。。詳しくは下記ご参照ください。
参考になりそうな内容を下記にまとめました。
(引用)
- Ruby/Rails の勉強方法について #omotesandorb
- Ruby初学者のためのオンラインドキュメントまとめ
- Railsチュートリアル(日本語のネット教材で一番評価高い)
- Railsガイド(Railsチュートリアルの拡張版)
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(余談)
自分は今、下記の書籍をもとに自学を行っています。
選定理由は、
-Dockerでの環境構築
-作成教材が、ログイン機能付きの企業向け顧客管理サイト
-テストへの教材の割き方が多い
-評判の高い著者
です。
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